2021年5月18日 忍び寄るコロナウィルス

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 コロナウィルスがニュースになり始めて、一年半近くになる。我慢と自粛の暮らしを長期間求められて、多くの皆さんはフラストレーションがたまっていることと思う。日高管内は北海道のなかでは陽性者の発生が少なく、みなさんのご協力には感謝の思いでいっぱいだ。

 しかし、ウィルスの変異株が主流になるにつれて、ゴールデンウイークあけから日高管内の陽性者が急増している。とくに若年層を主に、今まで比較的かかりにくいとされていた人たちが罹患するようになってきた。若い世代は行動力もあり、交際範囲が広い人も多いのでとても心配している。

 いままでは一人の陽性者が出ると、濃厚接触者などの追跡はそのグループですればよかったが、グループとグループが重なるようになってきた。それだけ陽性者が増えたということであるし、コロナの危機が高まっていることの証左でもあろう。

 浦河町では一般高齢者を対象に、今日からワクチンの接種が始まった。国際的には日本の接種はたいへん遅く、国の情報も混乱するなかでの開始である。町も医療機関もはじめての試みゆえ、走りながらではあるが接種方法を改善できるかどうか検討し、一日でも早く希望者にいきわたるよう努力していきたい。

 町民の皆さんにはワクチン接種について、ご不満も多いとは思うがまげて協力をお願いしたい。また、通常の診療業務に加えてワクチン接種に取り組んでくれている、医療機関の皆さんには65歳以下の接種も含めて長丁場のワクチン接種業務に、町民を代表して心から感謝を申し上げます。

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