2022年9月30日　青々とした森

　今日で9月も終わり明日から10月である。にも関わらず我が家の周りの森の木々は青々としている。いつもなら9月にはあらかた収穫を終えるはずの、椎茸もホダ木から顔をのぞかせるそぶりも見せない。いったいどうしたことか。

　海でもイカもサケもサンマも漁模様はすこぶる悪い。聞けば海水温がまだまだ高いらしい。多くの人が楽しみにしている秋の味覚が、今のところではあるが大不調である。なんとか早く適水温になり魚たちが来てほしい。浜では昨年の赤潮被害の資源の回復が遅れている。漁業者にとっては正念場どころか土壇場であろう。

　浦河町は一次産業が主体の町である。なんとか、十月に漁が回復してほしいと強く期待し願っている。

　少しづつ否応なしに進む昨今の地球規模の気候変動。浦河町は小さな小さな基礎自治体ではあるが、温暖化の進度を緩めるために町民の協力のもとにできることを着実に進めていかなければと、青々とした木々を見ながら思いを新たにしている。