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ストーンズじゃだめ?

 先日のこと、ある講演会で野田総理大臣が、TPPの参加問題をビートルズにたとえて「日本はポールマッカートニー、アメリカはジョンレノン」二人のいないビートルズは考えられない。(日本とアメリカのいないTPPは考えられない)と参加に前向きの発言をしたと伝えられている。
 野田総理がなぜそこまでTPPにのめり込むのか、私にはよく理解できない。私たち地方に住む人々にとって、小泉・竹中改革の「中央、大企業が潤えばその滴り落ちるしずくで地方も潤う」との考えの政治改革で、どれだけ地方の疲弊が進んだか。そして忘れる間もなく今度はTPPである。

 およそ民主政治の根幹の一つは、人々に安心を与えることがある。地方に住む私たちにとって、現段階の余りにも少ない情報の中でのTPP参加問題は、農林水産業や建設業、医療や福祉、あるいはなけなしの国民の郵便貯金を犠牲にして、潤うのは大企業の一部である輸出産業しかないのではないかという不安に駆られている。

 国はあまりにも情報提供不足であり、このことによって国民は不安や猜疑心に駆られていると言っても過言ではない。野田総理は都市部選出の議員かもしれないが、日本の国民の半分はTPPによって被害を受ける田舎に住んでいるということを、肝銘してまつりごとにあたってもらいたい。

 それにしてもと思う。60年第70年代のロックシーンを彩ったのはビートルズ(TPP)だけではあるまい。ローリングストーンズやベンチャーズといった数多のグループがあってこそ、ビートルズも輝き私たちの心を躍らせたのだ。

 アメリカがビートルズなら日本はベンチャーズ、EUはストーンズでロシアはスプートニクス、さしずめ中国はモンキーズで競い合って世界のロックシーンを盛り上げるそんな考えがあってもよい。ミックジャガーならTPP問題を聞いてきっとそう言ってくれるそんな気がする。

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