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春の海

今朝の始業前、いつものように漁協の市場をのぞいた帰り道。岸壁で知り合いの底引き船の漁船員たちが漁の準備をしていた。あいさつを交わしていると笑いながら「町長、漁がないから金を貸してくれ」と言った。「金をくれと言わないと借りたら返さなければならないよ」と冗談を交わした。

底引き網漁は今月いっぱいが漁期で6月から3か月間は休漁期だ。話を聞くと今年は時化早いので例年と比べて、出漁できた日にちが少ないとのこと。あと残すところひと月で、なんとか水揚げを挽回したいと切々と語っていた。

昨今の異常気象は台風の襲来や雨の降り方といった陸上面での減少のみならず、海水温の変化や魚の種類の変化など様々な面で大きな影響を与えている。とりわけ、わが町は一次産業が産業の柱であるだけにその影響は甚大である。また、仕事がら直接的に気象の変化を体感している人たちが多いので、都市部以上に気象変動に敏感である。

「春の海終日のたりのたりかな」と蕪村の句がある。この句のように、春の海が穏やかで残す漁期が出漁できて、豊漁であることを祈らずにいられない。

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