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屋根の様式

高校を卒業して埼玉県に就職したときのこと。家々を見ていて何とも不思議な感覚に陥ったことがあった。その感覚は埼玉や東京の家々の屋根には煙突がないことが原因と気づいた。北海道で生まれ育ち、家には煙突が付き物と育った人間には珍しい光景であった。

昨日の朝、台風の影響での河川の水量の変化を見るためある地域を車で走っていて、いつも眺めることを楽しみにしていた茅葺き屋根の廃屋がある場所に来た。なんと廃屋は取り壊されて更地になっていた。「浦河では本当に少ない茅葺き屋根だったんだがなあ」と思いながら、屋根について思いを巡らせた。屋根を葺く材料はさまざまで減少著しいのが「茅葺き」屋根。かわらやトタン、コンクリートやアスファルトなど他の材料はそんなに変化がないのかもしれない。

北海道で変わったのは屋根の形ではなかろうか。増えたのは陸屋根、減ったのは入母屋だ。陸屋根は積雪からの雪下ろし作業の解放が大きな要因と思われる。入母屋は社寺仏閣を除くと一般住宅ではほとんど見なくなった。要因はその形から手間暇のかかる様式であることが大きな一つの理由だと思う。

今では煙突の家もだいぶ減ったし、屋根の形も徐々に変化して街並みや景観も少しづつ変化してゆくのだろう。人々の暮らし方とあわせて屋根の様式や街並み、そしてこの町の時の流れと変化を思う。

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