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イギリスの選択に想う

イギリスが国民投票でEUからの離脱を選択した。残念でならない。ある意味で人類史上に残るであろう壮大なすばらしい試みから、イギリスが簡単に真っ先に抜けることになるとは予想していなかった。EUは多くの国々や民族を束ねていかなければならない。さぞかし、苦労や課題も多くその運営がたいへんなことは容易に想像できる。

しかし、従来の国境がなくなり往来や貿易の自由など魅力的なことも多いように思う。もちろん、南北問題や東西問題、押し寄せるシリア難民などたくさんの大きな課題があったとは思うが、私はその困難よりもEUという形に魅力を感じている。

顧みて今回の国民投票の設定の仕方やあり方もそうだが、近年の世界の人々のものの考え方の風潮が、ポピュリズムやナショナリズムといった内向きの考え方にに陥っているのではないか。そんな危惧を抱いている。残留か離脱か。イエスかノーか。白か黒か。単純に結論を求めすぎてはいないか。

コンピュータの時代に二進法は否定しない。しかし、ものの考え方では進法にたとえると十二進法や二十四進法六十進法的考え方があってもよい。その多くの考え方を時間をかけて議論を重ね、議論を成熟させて最大公約数を求めていく。そんな慎重な姿勢と努力の積み重ねが肝心とも思う。今回のイギリスの国民間にもたらしたであろう亀裂や闇の深さと、世界経済の混乱を思うと、重ね重ね今回の投票(もちろんイギリス人が決めることだが)の性急さを残念に思う。

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