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仔馬の誕生

白鳥がへの字の隊列を組んで北に向かう季節。この季節の日高路の軽種馬生産者は「生まれたかい」「うん生まれた」「どっちさ」といった会話を交わすことが多い。「馬が無事生まれたかい」「ああ生まれたよ」「牡馬牝馬どっちが生まれたの」といった意味合いだ。

この地の季語ともいうべきこの会話は、生産者がサラブレッドを市場に出して売る時、牡馬と雌馬の平均価格が、大きく違っていることから成り立っている。牡牝の価格が変わらなかったなら「どっちさ」と尋ねる必要はない。

軽種馬生産は高額の種付け料を支払い、無事に生まれるかどうか気をもみ、牡か牝かで一喜一憂する。無事に成長させて市場に出してもめでたく売却となる保証はない。市場で売却できなかった馬をどのようにして売るか、本当に気のもめる仕事である。

全国のサラブレッド生産の八割近くを生産している日高。国民的娯楽の競馬産業を支えている生産地は、馬の販売価格の低迷という長きにわたる、深くて重たい課題を解決できずに苦悩している。

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