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気をもむ季節

当町はもとより日高沿岸では夏の風物詩であるこんぶ漁が早いところでは解禁となった。日高昆布は天日天然乾燥がウリのひとつだから、こんぶ漁は天気のよい日をねらい出漁する。昨日はベタナギ(海がとても穏やかなこと)だったから、天気さえよかったら絶好のこんぶ日よりだったがあいにくの曇りだった。今朝は目を覚ましたら快晴だったので今日は間違いなくこんぶを採ると思い、激励に各浜を回ろうと家を出たがどこの浜も採っていない。海を見ると少し波があるようだ。

無理して採らないのは記録的な不漁と予測されている今年のこんぶ漁だから、少しでもよいこんぶを作ろうと慎重になっていると思う。ともあれ、この時期はこんぶを採取している家はもちろんだが、オカ回りと呼ばれるこんぶを干す手伝いの人たちも、朝に目を覚ますとまず空模様を心配する気のもめる季節だ。そして、合図の旗が揚がると浜は一気に活気づく。むずかしい教科書よりも理解しやすい経済活動のよき見本だ。

最近は深いところのこんぶの生育が悪いとも聞くし、そのような場所にはこんぶを食べるキタムラサキウニが増えているとも聞く。そのような話を耳にすると農林漁業はあらためて自然相手の職業だなとの思いを強くする。不漁の予測だが海に棹を入れたら思いのほか昆布があったといった、うれしい誤算の話でもあればいいなあ。

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