MENU

閉じる


ホーム > 町長室 > 町長日記 > カラスの知恵

カラスの知恵

カラスが鳥類の中でとりわけ知恵者だとは認識していた。かって、ごみ処理を担当していた頃、出されたゴミをどのようにしてカラスの被害から免れるか、全国の先進事例を調べてずいぶん研究したものだ。一例がカラスが赤い色が苦手との研究データに基づいて、ごみ袋を覆うネットを知り合いの漁師にお願いして赤い漁網を使い、ごみカバーのネットを作ったことがあった。確かに最初は効果はあった。しかし、他の多くの先進事例もそうだがカラスが慣れるというか効果は長続きはしなかった。

また、浜で刺し網漁の網はずしを手伝っているとツブ貝をカラスが盗むことがある。見ていると空から落とし殻を割って中身を食べている。それも落とすところは硬いコンクリートかアスファルトと決まっている。それでも割れないツブ貝は、道に置いて車に踏ませて殻を壊して食べるらしい。私は残念ながら車を利用して割る現場を見たことはないが、見た人がその知恵に感心して話していた。

いつもの散歩道に「くるみ」の殻がたくさん散乱している。荻伏神社近くの道はくるみの樹が多いので、実が落ちて車にひかれて散乱しているものと思っていた。ある朝のこと、なんとカラスが空からくるみを落として、器用に足で押えてくるみをついばんでいるのを見た。

また我が家の生ごみを処理するコンポストは、なぜかふたが外れないように石を載せている。妻に聞くとそのままだとカラスがふたを回して取りごみをあさるらしいし、最近ではコンポストの石を捨ててからふたを取ることも覚えたらしい。なるほど、この知恵だものごみ袋を破りごみを散乱させることくらい朝飯前のはずだ。カラスとの知恵比べは当分続きそうである。

私の愛読書の月刊誌に鷹匠の女子大学生の記事があった。カラスは猛禽類が大の苦手でカラスのコロニーに鷹を放つと、大混乱して逃げ出すらしい。その習性を利用してカラスで困っている地域から追い出すらしいが、追い出されたカラスがどこに行くかはいささか不安がある。しかし、カラスに心底困っている地域では有効かもしれない。

お問い合わせ先

総務課 電話:0146-22-2311 FAX:0146-22-1240  [お問い合わせフォーム]

町長日記