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憲法改正の議論

ふだんは政治的なことは町長日記で書かないよう心がけているのだが、憲法記念日も近いので憲法に対する私の想いを書いてみます。

憲法に関する議論がにぎやかだ。日本という法治国家の根幹の法律であるから、そのことについて議論が深まり結果として理解が深まればそれはそれで望ましいことと思う。

私は生まれてこの方この憲法のもとでの暮らしてきた。憲法の前文など世界に誇る内容だと思っている。しかし、環境などで時代にそぐわなくなっている面もあるのかなと感じているのも確かで、何が何でも憲法を変えたらだめだとも考えていない。その時代時代に国民の生活に則した憲法であればよいと考えている。

しかし、昨今の議論を見聞きして私なりに気になる点がふたつある。

ひとつは96条(憲法改正条項)に関する議論だ。この議論で私には直観的にスキージャンプのルール変更が思い浮かんだ。日の丸飛行隊の絶頂期に日本があまりにも強いので、日本にとっては不利になるスキー板に関するルールが変更となり、その後しばらくは日本が不振にあえいだ。そのことが思い出された。我田引水のように自分に都合よくルールは変更しない方がよいと思う。

改正を目指すなら堂々と王道を歩んで改正してほしいと願う。その方が改正した重みが違うと思うのだ。姑息と受け取られかねない方法で改正しても、軽い憲法と思われはしないか。また、改正用件が過半数だと政権交代のたびに憲法が変わる可能性もあり、法治国家としてすべての法律(結果として国民生活)に与える影響が大きすぎるとも思う。

ふたつ目は「押しつけられた憲法」という人たちがいる。しかしどうだろう戦後70年近く経過して世界に誇る経済大国となった日本。憲法の成り立ちや内容などでの意見が分かれることはもちろんあろう。しかし、70年近く現憲法を拠り所として日本が歩んできたその歴史と現実に目をつむり、日本の戦後の歴史や現憲法を否定したら論理的に自己矛盾に陥るのではないか。

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