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動乱の時代

20日から東京で恒例の各種大会があった。21日にはNHKホールで「全国町村長大会」があった。かっては2,000人以上も入るのだろうかNHKホールを埋め尽くしたであろう大会も市町村合併により、町村数が大きく減少して1,000人に足らないほどまでに少なくなった。ぎっしり詰めると空席が目立ち寂しく見えるというので、一つ置きに席に座る工夫がされていたが来年以降はこんな大きなキャパは不要ではないかと感じた。

23日は永田町にある全国町村会館での会議となった。午前の漁港漁村関係と午後の観光関係、二つの会議に出席した。会議の間少し時間があったので、国会近くの憲政記念館で開催されていた「昭和、その動乱の時代ー議会政治の危機から再生へー特別展」を見学した。

昭和史のなかの大きな出来事である「2・26事件」の殉職した警官の遺品や弾痕の残るやかん普通選挙(男性のみ)の啓発ポスター、日本の降伏文書などなど昭和史の貴重な証拠が多数展示されたいへん興味深かった。

なかでも自分の興味を引いたのが斎藤隆夫に関する展示であった。ご承知の方も多いとはおもうが斎藤隆夫は2・26事件後に粛軍演説で軍部の政治関与を批判。2年後の国家総動員法案に対しては議会の権限を政府に白紙委任するものと反対、さらには支那事変に関して反軍演説を行い議員を除名されてしまう。しかし昭和17年の選挙で非推薦にもかかわらずトップ当選で返り咲く。

戦後は長老政治家として国務大臣として活躍したほか、政党政治の確立や憲法制定に関わるなど気骨のある政治家であった。その彼のたくさんの日記や、その行動に対して芦田均や若槻礼次郎らの賛意を示す書状なども展示されていた。激動の昭和史の証拠となる数多の貴重な資料を目の当たりにすることができ、たいへん興味深く勉強になった。しかし、入場料が無料というのは少し気が引ける思いがした。

余談ですが、憲政記念館の敷地内には「日本水準原点」という日本の土地の標高を決める基準点があり、昨年の大震災で数値が変わったので変更したそうです。また「櫻の井」という名水がすぐ近くの旧加藤清正、前井伊家のあった場所にあります。

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