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秋サケ異変

ご存知の方も多いと思うが、浦河町役場は浦河港に面している。町長室の窓からは全面浦河港と太平洋である。そんなこともあり町長室で書く町長日記は海に関することが多い、そんな気がしている。私は朝、役所に来てからできるだけ漁業協同組合の魚市場を覗くようにしている。例年だとこの時期は秋サケ漁の季節で、市場は活気があるはずだが今年はどうも様子が違う。

海水温が高いことが原因の一つではないかと素人ながらに思うのだが、期待の秋サケが獲れない。代わりにブリやフクラギ・ソーダカツオ・カジキマグロといった南の魚が秋サケの定置網に乗っている。そして、鮮度保持のため氷水に入れられた数少ない秋サケが素人目にも魚体が小さいのがわかる。

今日24日付の「水産新聞」によると、9月10日現在のサケ一匹当たりの平均重量は3.32キログラム。昨年と比較して500グラムも小さいという。なんと昨年と比べて一割以上も小型化しているという、この数字は大変な数字だと思う。

地球温暖化がこれ以上進むと100年後には、北海道に秋サケが来遊しなくなるという研究もあるようだが、現実はもっと厳しいのではないかそんなネガティブな考えが心をよぎる。わが町の基幹産業である、農林漁業は気候に左右されやすい産業だが、気候の問題は地球規模の取り組みが必要なだけに「ポスト京都議定書」の問題には全くやきもきさせられる。

サンマとまでは言わないが、スタイルの良い秋サケがほんの少し市場にあるのはさみしい光景だ。早く海水温が下がって秋サケが来遊しやすい海水温になってほしい。ブリを横目に見ながらそう願わずにはいられない。

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